コミュニケーション型デイサービス「笑を」

話すこと、食べることをあきらめない

コミュニケーション型デイサービス「笑を」

話すこと、食べることをあきらめない

言語聴覚士として、10年以上病院勤務をしていました。
そこで常に気がかりだったのが、患者さんが退院した後の『生活』です。

失語症や構音障害等を抱えながら、会話には困っていないだろうか。
家族や知人は失語症の理解をして下さっているのだろうか。
退院後は十分な言葉のリハビリは受けられているのだろうか。
嚥下障害を抱えつつも、家での食事は楽しめているだろうか。

病院勤務しながらも、患者さんの退院後の生活を知りたい!支援したい!

そんな想いで、2017年にデイサービスの前身となる「埼玉北部失語症友の会」を設立しました。

病気(脳卒中等)を発症し、在宅で生活している御本人さまや御家族さまからは様々な訴えが聞かれました。

病院を退院した後に言葉のリハビリをする地域資源がない。

言葉が上手く話せなくても、同じ障害を抱えた仲間と交流がしたい。自分の居場所が欲しい。

飲み込みに問題があって経管栄養をしているけれど、少しでも口から食べて欲しい。

コロナの影響で閉じこもるようになり、さらに口数が減ってきた。

こういった問題を抱えている方々の力になって、『人生の最期まで笑って』生活を送って欲しい。
そんな想いを抱いて、言語聴覚士が立ち上げたデイサービス。それが『笑を』です。
私たちは話すこと、食べることを決してあきらめません。

言語聴覚士
佐俣英俊

言語聴覚士
鈴木雄児